中国は短期的な自動車販売刺激策を避けるべきだ-元発改委の陳氏

  • 昨年の購入減税のような短期的な政策は終了時にリスク
  • 2014年まで発改委で工業担当の責任者だった陳斌氏が述べた

中国が昨年実施した自動車購入減税といった短期的な政策は過度な販売拡大を招き、そうした措置の終了に伴い販売急減のリスクを高めることから、こうした刺激策は回避すべきだ。2014年まで国家発展改革委員会(発改委)で工業担当の責任者として自動車業界の監督に携わっていた陳斌氏がこう指摘した。

  陳氏は北京でのインタビューで、政府が検討すべきなのは、地方の住民が排ガスの多い旧型の自家用車に代わり新車を購入するための補助といった長期的な措置だと述べた。現在は政府系の中国機械工業連合会で執行副会長を務める陳氏は、「自動車業界の健全な発展をまず確実にする政策である必要がある」と話した。

  中国は昨年、排気量1600cc以下の自動車について購入時にかかる税率を10%から5%に引き下げた。同年10月1日から今年末までの時限的措置だとしており、米フォード・モーターのマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)は今月23日、政府が減税措置を延長するかどうかを判断する際、経済の健全性と金融市場の安定性を考慮する可能性があると指摘した。

原題:China Should Refrain From Short-Term Auto Stimulus, Adviser Says(抜粋)