グーグルやフェイスブック、EUの新規制に直面か-データ支配めぐり

  • EUは検索エンジンやソーシャルメディアの監督強める可能性
  • 一様に適用するルールではなく、個別の問題に対処する手法導入か

欧州連合(EU)は、主要テクノロジー企業の交渉力や大量データの支配によって同業他社と顧客の利益が損なわれないようにする方法を検討している。米グーグルやフェイスブックなどは新たな規制に直面する可能性がある。

  ブルームバーグが入手した今週配布の草案文書によると、欧州委員会はいわゆるオンラインプラットフォームも通信や放送など他産業と同じようなルールを今後避けられないかもしれないと指摘。検索エンジンやソーシャルメディア、アプリストアに対する監督を強める可能性を示唆した。

  来月にも公表される見通しの同文書によれば、「オンラインプラットフォームが課した不均衡な条件が企業活動に最も有害な影響を与える恐れがある」とした上で、「投資を促し、よりバランスの取れた契約関係を確保するため、データへのアクセスやデータ保有に関する法的確実性を担保する必要性」があるとされた。規制当局はオンライン各社に対して一様に適用するルールではなく、「個別の問題に対処するアプローチ」の導入を望んでいる。

  EUによると、オンラインプラットフォームにはアルファベット傘下グーグルなどの検索エンジンやフェイスブックなどソーシャルメディア、ウーバー・テクノロジーズなどの共有型経済サービスなどが含まれる。EUの定義では小売業者やネットフリックスなどの一方的な配信サービスは含まれない。

  グーグルとウーバー、フェイスブックは今のところコメントを控えている。欧州委はコメントを控えた。

原題:Google to Facebook Risk New Wave of EU Curbs on Data Dominance(抜粋)