PIMCO、複数ポジションで上級幹部を募集-経営体制の強化図る

  • シニアストラテジストなどの採用目指す
  • 運用資産が2013年当時から25%減少

米資産運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は複数のポジションで上級幹部の採用に動いている。経営体制の強化を図る。同社は自社のファンドからの資金流出を食い止めて流れを反転させることや、業務改善が課題となっている。

  グループ最高投資責任者(CIO)のダニエル・アイバシン氏は電話インタビューで、PIMCOが新たな事業分野の構築や海外事業拡大を図ってシニアストラテジストなどの職種を募集していると説明。「戦略的な事業上の観点から、管理・監督体制の改善が必要だ」と述べた。

  PIMCOの現在の運用資産は1兆5000億ドル(約168兆円)と、資金流出の結果、過去最高だった2013年当時の2兆ドルから減少した。手数料がより安いパッシブファンドとの競争が激化している上に、14年1月のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)退任、その8カ月後のビル・グロースCIO退社以降、経営体制にも疑問が投げ掛けられている。

  PIMCOのウェブサイトによると、同社は昨年、世界全体で投資専門職を約7%減らして720人に、全社員ベースでは約5%削減して2300人とした。2000年に同社を傘下に収めたドイツの保険会社アリアンツのオリバー・べーテCEOは今年2月、「年末に向けて資金流出から流入に転じる見通しだ」と話していた。
  
原題:Pimco Recruiting Senior Executives in Push to Bolster Leadership(抜粋)

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