大手石油サービス2社、北米からの撤退を検討-損失拡大で

  • 「持続不可能な」状況が北米市場に打撃:企業幹部ら
  • シュルンベルジェなど、北米での一時的な事業停止を検討

石油リグ(掘削装置)運営・掘削企業大手3社のうち2社は、損失が膨らむ中、北米市場からの撤退を検討している。

  シュルンベルジェは北米での事業を一時的に停止するかどうか検討している。バークレイズによれば、同社は北米事業で少なくとも今世紀に入って初めて営業損失を計上した。ベーカー・ヒューズは27日、「持続不可能な価格設定」を理由に北米で不採算の陸上水圧破砕事業を制限することを決定したと述べた。

  ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、両社とハリバートンの大手石油サービス企業3社がいずれも北米で1-3月(第1四半期)に損失を出したのは少なくとも10年ぶりとなる。

  シュルンベルジェのポール・キブスガード会長兼最高経営責任者(CEO)は22日の電話会議でアナリストと投資家に向け「活動は基本的に最低水準に落ち込んでいる。事業をいったん停止し将来の再開に向けて投資するのと比較した場合、損失を出すことに利点はあるだろうか」と語った。

  石油サービス業界向け海中設備提供最大手のFMCテクノロジーズは27日、北米での事業の落ち込みの大きさは予想外だったと述べた。

原題:Top Oil Service Firms Mull North America Retreat as Losses Mount(抜粋)