大手石油数社が予想外の黒字決算-エクソンも市場見通し上回る可能性

  • 今週決算発表したBP、トタル、スタトイルの利益は予想を上回った
  • コスト削減のほか精製・トレーディング事業の回復力を反映

大手石油会社の決算シーズンが始まり、予想外の結果となっている。アナリストらは他社についても業績見通しが低過ぎる可能性があるとの見方を示している。

  英BPとノルウェーのスタトイルは今週、共に1-3月(第1四半期)決算が黒字になったと発表した。アナリストらは赤字を予想していた。フランスのトタルの純利益は予想を31%上回った。これらの企業の業績には、広範囲にわたるコスト削減のほか、精製とトレーディング、石油化学事業の回復力が反映されており、米エクソンモービルなど他社の業績も予想を上回る可能性が示唆されている。

  アルファバリュー(パリ)のアナリスト、アレクサンドル・アンドロア氏は「各社によるコスト削減は予想よりうまく進んでいるようだ。他社の業績も予想を上回るのは確かだろう」と指摘する。

  大手石油会社は設備投資の削減や掘削契約の再交渉、人員削減、大型プロジェクトの延期によって原油価格の大幅下落を乗り切っている。アンドロア氏によれば、これらの対策の導入ペースは非常に速いケースもあり四半期決算見通しに反映されていないこともある。

原題:Oil’s Profit Surprise Has Analysts Wondering How Well Exxon Did(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE