フェイスブック1-3月:売上高と利益は予想上回る-広告好調で

更新日時
  • 新しいクラスの株式発行を提案、投資めぐるCEOの裁量拡大へ
  • CEOは経営権維持を狙う、「これまでよりも大胆な行動を取る」

ソーシャル・ネットワーク・サービス (SNS)最大手、米フェイスブックの1-3月(第1四半期)決算では、売上高と利益がアナリスト予想を上回った。主力モバイルアプリ上での動画広告収入が増えた。

  フェイスブックは株主の承認を得られれば議決権のない新しいクラスの株式を発行することも明らかにした。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が経営権を維持し将来の技術への投資を続ける裁量を確保する狙いがある。

  27日の発表によると、1-3月期の売上高は前年同期比52%増の53億8000万ドル(約6000億円)となり、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の52億7000万ドルを上回った。一部項目を除いた1株利益は77セント。アナリスト予想平均は63セントだった。

  フェイスブックは16億5000万人のユーザーに対し、自動で再生される没入型動画サービスを提供するとともに、画像共有アプリのインスタグラムの広告展開を拡大している。今回の業績は、ザッカーバーグCEOが仮想現実や人工知能(AI)などまだ利益が出ていないイノベーションに相当な投資ができるだけの利益と売上高を確保していることを示すものだ。

  新しいクラスの株式が株主に承認されれば、たとえフェイスブックの既存の事業が不調でもザッカーバーグCEOは野心的なプロジェクトを引き続き追求できる。同CEOは発表資料で「長期的な事業展開の継続を可能にするため創業者としてフェイスブックの経営権を維持できる。これまでよりも大胆な行動を取るつもりだ」とコメントした。

  新種の株式構想を投資家はひとまず好感したようだ。フェイスブックの株価は時間外取引で一時9.3%高の118ドル。ニューヨーク市場での通常取引終値は108.89ドルだった。年初来では4%上昇している。

  1-3月期の純利益は15億1000万ドル(1株当たり52セント)だった。

原題:Facebook Sales Top Estimates on Mobile, Video Advertising (1)(抜粋)

(5段落目以降にCEOのコメントなどを追加して更新します.)
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