アップル製品の魅力低下か-中国ブランドが国内消費者の心つかむ

  • アップルが発表した1-3月の大中華圏売上高は26%減
  • アップルの中国シェア、1-3月に12%に低下-カウンターポイント

アップルの中国市場での販売減少は、景気減速とスマートフォン市場低迷だけを反映したものではない。中国のスマホメーカーがついに「iPhone(アイフォーン)」と競合できる上位機種を生産しつつあるという兆候も映し出している。

  毎年恒例となっている新型アイフォーンの発売はまだ数カ月先で、昨年発売された「6s」は大幅なアップグレードとはならなかった。カウンターポイント・リサーチによれば、このため中国の消費者は高額を投じてまでアップル製品を購入しようとする意欲を低下させている。世界最大のスマホ市場での成長を当てにしているアップルにとっては悪いニュースだ。

  香港や台湾を含む大中華圏では、アップルの1-3月期売上高が26%減少し、シェアが低下。これに対し現地のスマホメーカー各社が、低価格だが高級感のある製品で顧客を引き付けている。中国の華為技術や小米が大型ディスプレーを搭載した商品で懐に余裕のある消費者を狙う一方、アップルは今年、ディスプレーを小型化した「アイフォーンSE」を投入した。

  カウンターポイントの調査ディレクター、ニール・シャー氏は、「華為などの中国ブランドは美しいデザインと先進的な機能で中国の消費者を引き付けることができる」と指摘した。カウンターポイントによると、中国市場でのアップルのシェアは1-3月期に12%と、前年同期の18%から低下した。

原題:Apple Stumbles in China as Local Phone Makers Head Up-Market(抜粋)

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