ゴールドマン出身アリ氏のファンド資産が40%目減り-1年足らずで

  • レザ・アリ氏が設立したファンド会社は顧客の資金引き出しを制限
  • 別の口座でポジション一部売却と資金償還が数四半期かけて行われる

米銀ゴールドマン・サックス出身のレザ・アリ氏が設立したヘッジファンド運営会社プロシリス・キャピタル・マネジメントは、過去1年足らずで運用資産が約40%目減りし、今後数カ月でさらに資金が流出する見通しだ。

  3月30日の監督当局への届け出によれば、プロシリス・キャピタルの運用資産額は3月1日時点で10億ドル(約1100億円)まで減少。昨年8月時点では16億ドルの資産を運用していた。さらに4億ドルの別の口座を持つ投資家1人が、ポジションの一部売却と資金の部分的な償還をプロシリスに要求しており、事情に詳しい関係者の1人によれば、同社は今後数四半期かけて清算を行う。

  ヘッジファンドの顧客らは、自分が投資した資金の最大20%しか各四半期で引き出すことができないとプロシリスから伝えられているという。

  調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、ヘッジファンド業界は2009年以来となる大量の資金流出に見舞われており、投資家は過去2四半期を通じてネットで166億ドルの資金を引き揚げた。

原題:Prosiris Faces Client Exodus as Assets Fall to $1 Billion(抜粋)

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