中国銀行の不良債権引当率、初の最低基準割れ-1~3月は1.7%増益

  • 引当率の最低基準は2009年に導入-当局は緩和を検討している
  • 中国銀の不良債権は年初から4%増え1358億元

中国銀行の不良債権引当率が、最低基準の150%を初めて下回った。中国当局は貸倒引当金の基準緩和を検討している。

  中国銀は26日発表した決算資料で、3月末時点の引当率が149.1%となったと説明した。当局は引当率の最低基準を2009年に導入した。

  中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、不良債権引当率などの指標が示すリスクを管理できなければ、銀行幹部は職を失う可能性があると警告。同時に、当局者は引当率150%という最低基準の緩和を検討している。

  中国銀が香港証券取引所に提出した資料によれば、1ー3月(第1四半期)の純利益は前年同期比1.7%増の466億元(約7980億円)。3月末時点で不良債権は年初から4%増え1358億元と、融資残高に対する比率は1.43%となった。

原題:Bank of China’s Bad-Loan Buffer Sinks Below Minimum Required (1)(抜粋)