ソロス氏は誤りとのスタンス-「中国は既にクラッシュ経験」と元部下

  • 強気派ビショップ氏が中国製造業に改善の兆候と指摘
  • インパラの主要ファンドは1-3月にプラス2%リターンと関係者

著名投資家ジョージ・ソロス氏の下で運用責任者として働いたボブ・ビショップ氏は中国について、元上司の見方と異なる投資スタンスを取る。ビショップ氏によると、中国は既にハードランディングを経て回復途上にある。

  ビショップ氏は中国でインフラ支出や鉄鋼生産が増え、金属や大型トラックへの需要が拡大しているとし、工業・製造業セクター改善の兆候だと指摘した。同氏はソロス・ファンド・マネジメントで最高投資責任者(CIO)を務め、現在はヘッジファンド運用会社インパラ・アセット・マネジメント(運用資産22億ドル=約2450億円)を率いている。

  ソロス氏は先週、中国経済について、クレジット市場が行き詰まり世界的なリセッション(景気後退)につながった2007-08年当時の米国に似ており、中国の銀行システムはますます不安定になっているとの認識を示した。

  ビショップ氏は18日のインタビューで「中国は既にクラッシュを経験した」と指摘。「15年末に底打ちした。中国経済は向こう2年、一般に予想されているよりもずっと良好になるだろう」と述べた。

  事情に詳しい関係者によると、インパラの主要な株式ファンドのリターンは3月にプラス7.7%、1-3月(第1四半期)はプラス2%となった。ビショップ氏はファンドの運用成績やソロス氏の見解についてコメントを控えている。

原題:Ex-Soros CIO Bishop a China Bull Betting Billionaire Wrong (1)(抜粋)

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