ギリシャ首相がユーロ圏首脳会議を要請へ-救済審査で状況打開目指す

  • チプラス首相はトゥスクEU大統領に27日午前に電話で要請する
  • 支援プログラムの審査完了に向け債権者との立場の相違を埋める必要

ギリシャのチプラス首相は、支援プログラムの審査完了に向けて同国政府と債権者の立場の違いを埋めるため、ユーロ圏首脳会議の開催を要請する方針だ。昨夏にユーロ圏離脱の瀬戸際まで同国を追い込んだ救済条件をめぐる対立が繰り返される可能性もある。

  チプラス首相は欧州連合(EU)のトゥスク大統領(首脳会議常任議長)に現地時間27日午前に電話し、ユーロ圏首脳会議の開催を求める予定だ。ギリシャ政府当局者が26日に匿名を条件にテキストメッセージで記者団に明らかにしたところでは、救済の条件をめぐる最新の審査が、昨年7月の合意に沿ったものになることを確認するのが目的という。

  ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は26日に公表されたオランダ議会宛ての書簡で、ギリシャ当局が改革パッケージといわゆる緊急対応措置の実施で債権者機関と合意すれば、臨時のユーロ圏財務相会合を28日に開くことが可能だと説明していた。デイセルブルム議長によれば、ギリシャの国内総生産(GDP)の3%に相当するアップフロント措置をめぐっては、全体の95%について双方が既に合意に達しているという。

原題:Tsipras Asks for Euro Summit in 2015 Redux as Greek Talks Falter
Dijsselbloem: Extra Eurogroup if Greece Agrees on Contingency(抜粋)

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