アルミ価格は7-12月に下落か-中国での投機による取引高急増の反動

  • 上海の価格はファンダメンタルズから乖離している:アナリストら
  • 上海先物取引所のアルミ価格は10カ月ぶり高値近辺

鉄鋼の次はアルミニウムだ。

  中国の先物トレーダーらがアルミ市場に殺到して、価格上昇を加速させているが、新規や遊休状態の製錬所が稼働するため、価格は7-12月(下期)に下落する可能性がある。アルミはビール缶や自動車部品に利用される。

  アルミの取引高は4営業日で4倍余りに増加し、25日には約104万枚と、昨年12月以来の高水準に達した。これを受け、上海先物取引所のアルミ価格は10カ月ぶり高値近辺で取引されている。先週は鉄筋の取引高が膨らみ価格は4営業日で20%上昇した。
  
  CRUグループのアルミコンサルタント、オーエン・ディンスモア氏(ロンドン在勤)は25日の電話インタビューで、「ファンダメンタルズ(需給関係)が十分に力強くないにもかかわらず上海先物取引所でモメンタム(勢い)が増している。価格上昇の動きはファンダメンタルズ改善の後退以上の影響を及ぼすだろう」と指摘した。

原題:Aluminum Seen Riding for Fall as Chinese Speculators Pile In (1)(抜粋)

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