韓国:1-3月GDP、伸び鈍化-設備投資や消費落ち込む

更新日時
  • GDP前期比伸び率は2四半期連続で鈍化
  • 韓国中銀総裁は今四半期から景気が回復すると予想

韓国の経済成長は1-3月(第1四半期)に鈍化した。低調な輸出が企業の投資を圧迫したほか、消費者が支出を減らしたことが影響した。

  韓国銀行(中央銀行)が26日発表した1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増加した。ブルームバーグが調査したアナリスト予想と一致した。前年同期比の伸び率は2.7%。

  政府が財政支出を前倒しし、乗用車を対象とする個別消費税の減税を復活させて今年前半いっぱい続けることを決めたにもかかわらず、1-3月期の経済成長は鈍化した。韓国銀行は今月19日、1-3月期の弱さを理由に、2016年の成長率予想を従来の3%から2.8%に引き下げた。李柱烈総裁は今四半期に景気が緩やかな回復に向かうはずだとの認識を示している。

  ハイ投資証券のチーフエコノミスト、パク・サンヒョン氏(ソウル 在勤)は統計発表前に「輸出の落ち込みが設備投資の低迷につながっており、補正予算など政府が昨年講じた措置の効果は薄れつつある」と指摘。「消費税減税も現在は復活しているが、一時は中断されていた」と述べた。

  1-3月期の設備投資は前期比5.9%減少。輸出は1.7%減で、民間消費は0.3%減となった。政府支出は1.3%増加し、建設投資も5.9%増えた。

原題:Korea Growth Slows in First Quarter on Investment, Consumption(抜粋)

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