ブラジル株:ボベスパ指数が続落、商品安で-通貨レアルは上昇

  • 中央銀行は25日にレアル安を狙った動きを控えた
  • 世界的なリスク回避の中で原油相場下落を受けて株価は下落

25日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は続落。原油や鉄鉱石価格が下落したことで、ブラジルの生産会社の見通しが悪化した。一方、ルセフ大統領の弾劾が可決されるとの観測や、同国中央銀行が通貨安を狙った動きを控えたことからレアルは上昇した。

  ボベスパ指数は前週末比2%安の51861.71と3営業日続落し、この1カ月で最も長い連続安となった。下げの中心は鉄鉱石生産最大手のヴァーレ。ただ、ボベスパ指数は依然としてドルベースで今年に入って34%上昇しており、ペルーの株価指標に次いで世界で2番目に大きい上げとなっている。レアルは0.2%高の1ドル=3.5582レアル。年初来の上昇率は11%となった。

  ヴァーレは7.5%安。鉄鋼メーカーのウジミナスとナシオナル製鉄 (コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)は共に9%を超える値下がり。ブラジル石油公社(ペトロブラス)は4.3%、保険のBBセグリダージ・パルチシパソンエスは7.4%それぞれ下落した。

  証券会社ノバ・フトゥーラ(サンパウロ)のチーフエコノミスト、ペドロ・パウロ・シルベイラ氏は「一部の商品相場は最近の上昇からの調整局面にある。かなりの変動があるだろう」と語った。

原題:Brazil Real Advances on Impeachment Momentum as Ibovespa Falls(抜粋)

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