欧州株:3日続落、ドイツ景況感悪化を嫌気-鉱業株が安い

25日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は3営業日続落となった。石油・ガス銘柄と鉱業株の下げが目立った。ドイツ景況感が予想に反して悪化したため、景気見通しを見極めようとする動きが広がった。

  金属価格の下落を背景に英アングロ・アメリカンと英豪系BHPビリトンを中心に鉱業株が売られ、業種別19指数の中で最もきつい下げとなった。英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルが2.2%下げるなど、石油・ガス銘柄も値下がり。原油相場の下落が嫌気された。またロイヤル・フィリップスは4.3%安。照明事業の新規株式公開(IPO)を検討していることを明らかにした。

  ストックス600指数は前週末比0.5%安の346.68で終了。一時は0.9%安となった。ドイツのDAX指数は0.8%下げた。同国のIfo経済研究所が発表した4月の独企業景況感指数は予想に反して低下した。

  スタンダード・ライフ・インベストメンツのグローバル・テマティックストラテジスト、フランシス・ハドソン氏(エディンバラ在勤)は「注目を石油に置くか、企業業績や企業の個別材料に置くかは、実はそれほど重要ではない」との見方を示し、「目の前のあらゆる材料にプラス要因がまったくない。今週発表されるデータに関し景気進展への期待はかなり低い」と語った。

  企業決算に加え、消費者物価指数や域内総生産(GDP)統計などユーロ圏経済の健全さや欧州中央銀行(ECB)刺激策の効果を表すデータが今週は注目されている。

原題:European Stocks Retreat as Miners Slide, German Data Disappoint(抜粋)

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