ゴールドマンが指南、S&P500種が年内横ばいでも株でもうける方法

まだ4月だというのに、S&P500種株価指数は既にゴールドマン・サックスが年末の目標としていた水準に達してしまった。

  残る年内をどうすべきか同社の顧客は思案中だ。今月中に株式を売却し、来年1月になったら市場に戻ってくるべきか。デービッド・コスティン氏が率いる米株戦略チームは、米国株が年内に値上がりする余地はそれほどないとみているものの、物色買いをいとわない投資家には選択的な機会はあると考えている。

  同氏らは週明けのリポートで、「配当利回りと成長が平均を上回る銘柄は、向こう8カ月にわれわれが予想するS&P500種の平たんなリターンをしのぐだろう」と指摘。「バリューと配当利回り、グロースの組み合わせを選好する。米金融当局が市場の想定を上回る回数で金利を引き上げれば、利回り重視の戦略はリスクにさらされる」と説明した。

  ゴールドマンが選ぶ配当成長株バスケットにはベスト・バイ、ウィンダム・ワールドワイド、ハーシー、マラソン・ペトロリアム、モルガン・スタンレー、ファイザー、ボーイング、マイクロソフトなどが入っている。これら銘柄の2016年配当成長率見通しは3ー43%で、中央値は13%。

  S&P500種は年明けは記録的に悪いパフォーマンスとなったものの、現在では年初の水準をおよそ2%上回って推移している。ゴールドマンが予想するS&P500種の年末水準は2100と、ウォール街の中でも最も低い部類に入る。バークレイズやドイツ銀行は向こう8カ月に4-7%の値上がりを見込んでいる。

原題:Goldman Explains How to Make Money Even if the Stock Market Is Flat This Year(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE