ファンド・オブ・ヘッジファンドのオーロラが顧客資金返還へ-54億ドル

ヘッジファンドに投資するファンド・オブ・ヘッジファンドのオーロラ・インベストメント・マネジメントは身売りの計画が頓挫し、向こう数カ月に運用資産54億ドル(約6000億円)を顧客に返還することになった。投資家宛ての書簡をブルームバーグ・ニュースが閲覧した。

  オーロラを親会社のナティクシス・グローバル・アセット・マネジメントは50サウス・キャピタル・アドバイザーズに売却する計画だったが、合意は先週撤回された。28年余り前に設立されたオーロラは、一連のヘッジファンドに投資してきた。

  同社は顧客に22日送付した書簡で「さまざまな戦略的選択肢を検討した結果、ファンドの資本を全ての投資家に対し公平かつ平等な方法で返還するのが最も投資家の利益になると判断した」と説明した。ナティクシスの広報担当、テッド・メイヤー氏は書簡の内容を確認した。

  顧客が中間業者への手数料支払いを嫌って直接投資する傾向などを背景に、ファンド・オブ・ヘッジファンド業界は縮小している。ヘッジファンド・リサーチによれば、ファンド数は3月末時点で1616と2007年の2462から減少。運用資産も同期間に1600億ドル減り6387億ドルとなった。

原題:Hedge-Fund Investor Aurora to Return $5.4 Billion to Clients(抜粋)
Hedge-Fund Investor Aurora to Return $5.4 Billion to Clients (1)

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