日本の投資家は仕組み金融商品への投資を増やすだろう-BofA

  • 不動産や住宅ローン担保証券への投資を予想
  • 米国の規制がCLOの発行と流動性への重し-BofA

バンク・オブ・アメリカ(BofA)は日本の投資家が融資担保証券(CLO)など海外の仕組み商品への投資を増やすとみている。

  BofAメリルリンチの国際仕組みファイナンス調査責任者のアレックス・バチバロフ氏は東京でのインタビューで、「日本の投資家は海外に目を向けつつある。マイナス金利に対するこれは自然な反応だ」とし、「次の一歩は商業用不動産への参入だと思う」と語った。米国と欧州の商業用不動産および住宅ローン担保証券にも投資するだろうとみている。

  日本の投資家は米政府保証付き住宅ローン担保証券からCLOまで幅広い仕組み商品に興味を持っている。CLOについては米国の新規制のために発行が減りつつあり流動性も低下するため、もっと早く投資に加えるべきだったとバチバロフ氏は話した。

  クレディ・スイス・グループは3月に、CLOなどの証券化商品が損失につながったと明らかにした。バチバロフ氏はこれについて「債券のクレジットパフォーマンスではなく市場ボラティリティを反映したもの」で、時価評価による損失だと説明。ポートフォリオの内容とCLOマネジャーを慎重に選び満期まで保有することを勧めた。

原題:BofA Sees Japan Investors Moving Into More Structured Assets(抜粋)

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