アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インド株は続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  25日の中国株式市場で上海総合指数が下落。商品取引所が原材料取引の抑制に動いたことが嫌気されたほか、経済成長が加速する兆しが表れ、追加金融緩和観測が後退した。同指数は先週、週間ベースで約3カ月ぶりの大幅な下げとなっていた。

  上海総合指数は前週末比0.4%安の2946.67と、3月29日以来の安値で終了。鄭州や大連の商品取引所は22日遅くに綿先物などの証拠金率を引き上げると発表した。CSI300指数も0.4%安で引けた。 

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「商品市場の盛り上がりは株式にとって良いことではない。一部の投資家の関心が移り、株式市場から資金が流出するからだ」と説明。「株式相場は最近の下落後、一進一退モードとなるだろう」とコメントした。

  CSI300指数で素材株の指数は0.7%安と、10業種中最大の下げ。中国アルミ(チャルコ、601600 CH)が1.4%下げ、レアアース(希土類)加工の五鉱稀土(000831 CH)は3.8%安。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が1.5%安で終了し、ハンセン指数は0.8%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  25日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行の金融政策決定会合を週内にそれぞれ控え、アジア株安の様相となった。

  電力会社NTPCが3週間ぶり大幅安となったほか、世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは5週間ぶり安値に沈んだ。インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアは指数構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。同社の1-3月決算は26日に発表される。鉄鋼会社タタ・スチールは3営業日続落。

  センセックスは前週末比0.6%安の25678.93で終了。先週は週間ベースで続伸。2月安値から12%上昇し、相対力指数(RSI、14日間ベース)は売りシグナルとされる70に接近していた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  25日のオーストラリア株式市場は祝日のため休場。取引再開は26日となる。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前週末比0.1%安の2014.55。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前週末比0.3%高の8560.28。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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