RBS、中国「ブラック・スワン」リスク警告-非銀行への融資急増で

中国の銀行が銀行以外の金融機関への貸し出しを急増させていることは同国金融システムに「ブラック・スワン(事前にほとんど予想できず、起きた時の衝撃が大きい事象)」リスクをもたらす可能性がある。英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)がこうした見方を示した。

  RBSの大中華圏チーフエコノミスト、胡志鵬氏は25日のリポートで、銀行以外の金融機関への貸し出しが「全般的な与信の伸びの最大のけん引役」になっていると指摘。銀行以外の金融機関には、預金受け入れを認められていない証券会社や資産運用会社などが含まれるとしている。

  胡氏はリポートで、融資急増に適切に対処しなければ「突然反転」するリスクがもたらされ、2013年半ばに中国で起きた流動性逼迫(ひっぱく)のような事態を引き起こしかねないと記した。

  同氏は「中国の銀行による銀行以外の金融機関への融資が急激に増えている」とし、5年や10年でこれだけ伸びるなら正常なことだろうが、「わずか1年以内に大規模な与信やレバレッジを積み上げるのであれば、状況は全く異なる」と指摘した。

原題:RBS Sees China ‘Black Swan’ Risk From Loans for Non-Bank Finance(抜粋)

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