三菱自、中国でSUV首位へ意欲、燃費不正の謝罪なし-北京ショー

三菱自動車は燃費不正問題の対応に追われる中、首脳陣は中国の北京自動車ショー会場に姿を見せなかった。それでも、現地合弁企業が世界最大の自動車市場でSUV首位を目指すと表明した。

  三菱自は中国でSUV首位を目指して、今後5年で新型10車種を投入する計画と、広汽三菱汽車の幹部、チャン・ユエサイ氏が北京自動車ショー会場で話した。先週に発覚した燃費不正問題については謝罪や言及がなかった。また、日本人の重役がイベントに来てあいさつすることはなかった。

  相川哲郎社長は先週、東京で謝罪会見した。計62万5000台を生産した軽自動車について、燃費試験データを実際より良く見せる不正操作をしていたという。また、国内法規定と異なる試験方法があったとし、2002年までさかのぼって調査していることも公表した。対象が他の車種や海外販売にも及ぶのかは明らかにしなかった。

  三菱自は、27日までに燃費不正問題の詳細について文書で報告するよう国土交通省から指示を受けている。同じ日には決算発表を予定している。今年1ー3月の純利益は、ブルームバーグが集計したアナリスト4人の予想平均で259億円、前年同期比32%増となっている。

  三菱自は燃費不正で発生する費用などについて現時点で予測が難しいことから、今期(17年3月期)業績予想の公表を見送る方向で検討していると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

原題:Mitsubishi Offers ’90s Mandarin Pop, No Apology at Beijing Show(抜粋)

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