きょうの国内市況(4月25日):株式、債券、為替市場

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●日本株5日ぶり反落、通信や食料品など内需安い-連騰反動、過熱感も

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  の東京株式相場は5営業日ぶりに反落。前週末までの連騰で目先の損益確定売りが出やすい中、情報・通信や食料品、建設、パルプ・紙株など内需セクター中心に下げ、直近の上昇が目立っていた海運や鉱業株も安い。チャート分析からみた短期過熱も警戒された。

  TOPIXの終値は前週末比5.67ポイント(0.4%)安の1401.83、日経平均株価は133円19銭(0.8%)安の1万7439円30銭。

  みずほ投信投資顧問の青木隆シニアファンドマネジャーは、「日本銀行の政策や連休を挟んで決算発表を控えており、積極的にポジションを持ちづらい。リバウンドのスピード調整」との見方を示し、「日銀会合は期待通りに出てくるとは考えておらず、事前に織り込み過ぎると反動が出かねない」と話した。

  東証1部33業種は紙パ、通信、鉱業、海運、食料品、建設、水産・農林、小売、サービスなど26業種が下落。保険、ゴム製品、輸送用機器、銀行など7業種は上昇。東証1部売買高は23億4987万株、売買代金は2兆2601億円。値上がり銘柄数は704、値下がりは1097。

  売買代金上位では、28日の決算発表で今期業績見通しの公表を見送るソニー、2015年11月-16年4月期純損益計画を黒字から赤字に下方修正したエイチ・アイ・エスが大幅安。KDDIやNTT、SCREENホールディングス、商船三井、鹿島も安い。半面、マツダや第一生命保険、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、日本郵政は高く、決算説明会を受けゴールドマン・サックス証券が会社側の今期営業利益計画は保守的とし、強気判断を確認した安川電機も買われた。
  

●債券下落、フラット化修正受け超長期ゾーン中心に売り-緩和見極めも

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  債券相場は下落。需給環境の良好さを背景にしたこれまでの急激な利回り曲線のフラット(平たん)化に修正が掛かり、超長期ゾーンを中心に売りが優勢となった。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は、前週末比10銭安の152円00銭で取引を開始した。直後から売りに押されて水準を切り下げ、一時は151円59銭まで下落。結局は49銭安の151円61銭と、この日の安値圏で引けた。

  JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは、「先週末の余韻から超長期ゾーンは弱めのスタートだ。追加緩和の話をきっかけに、金利低下のスピードがあまりにも速かった超長期債は益出しでスピード調整が起こっている」と話した。ただ、「先週末は超長期のアンワインド、短中期のロングで反応したものの、日銀の実際のオペレーションを見極めないと市場としても動きづらい面はある。ひとまず軽いスピード調整で終わるとみており、どんどんスティープニングしていくとはみていない」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の342回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント高いマイナス0.11%で開始し、一時はマイナス0.075%と14日以来の高水準を付けた。新発2年物の363回債利回りは0.5bp低いマイナス0.29%と過去最低に並んで開始した後、マイナス0.265%まで売られ、その後はマイナス0.275%。新発5年物の127回債利回りは2bp高いマイナス0.25%で始まり、マイナス0.225%まで上昇する場面があった。

  新発20年物の156回債利回りは1.5bp高い0.305%で開始し、一時は0.37%と6日以来の高水準を付けた。新発30年物の50回債利回りは4bp高い0.375%で開始し、0.42%と14日以来の水準まで上昇した。
  

●円が対ドル3週ぶり安値から反発、日銀期待で急落後-111円台前半

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  東京外国為替市場では、円が対ドルで3週間ぶり安値から反発。日本銀行の金融緩和強化期待から急落した先週末の反動が出て、日本株が反落する中、円買い優勢となった。

  午後3時25分現在のドル・円相場は111円11銭前後。先週末には日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利の適用を検討しているとのブルームバーグ報道を受け、円が急落。週明け早朝もこの流れを引き継ぎ、一時111円91銭と4月1日以来の円安値を更新したが、その後111円03銭まで値を戻した。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部為替市場課の一口義仁課長は、ドル・円は先週末の急騰から利益確定など揺り戻しの動きが見られているが、「日銀決定会合に向けて備える必要もあり、下値リスクは限定的」と指摘。「日銀もさることながら、FOMC(米連邦公開市場委員会)への警戒も怠れない」と語った。
  
  ブルームバーグのデータによると、円は主要16通貨全てに対して上昇。先週末はマイナス金利の貸し出しへの適用検討報道をきっかけに全面安となり、対ドルでは2.1%安と1年5カ月ぶりの大幅安となった。

  ユーロ・円相場は先週末に1ユーロ=123円台半ばから約2円急伸し、週明け早朝には一時125円53銭と6日以来の円安値を記録。その後は124円台後半まで円買いが進み、同時刻現在は124円88銭前後となっている。

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