トランプ氏指名阻止でクルーズ、ケーシック氏が協力-遅過ぎとの声も

  • クルーズ氏とケーシック氏は3州の共和党予備選でのすみ分けで合意
  • 「完全に死に物狂いになっている」とツイッターでトランプ氏

米大統領選の共和党候補の指名獲得争いでトップを走るドナルド・トランプ氏の対立候補、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)とオハイオ州のジョン・ケーシック知事が反トランプ票の分散を防ぐため、3州の予備選でのすみ分けで合意した。

  クルーズ、ケーシック両陣営が24日夜に声明を同時に発表した。共和党候補の指名手続きが「操作されている」とトランプ氏が批判を強める可能性もある。

  クルーズ上院議員のキャンペーンマネジャー、ジェフ・ロウ氏は「わが陣営はインディアナ州に時間と資源を集中し、ケーシック知事にはオレゴン、ニューメキシコ両州で争える環境を整える。予備選が残る他州では今後も勝利に向けて精力的に闘い続ける」と説明した。

  ケーシック知事のチーフストラテジスト、ジョン・ウィーバー氏は声明で、来月3日に行われるインディアナ州予備選はトランプ氏の指名獲得阻止に向けて特に重要だと指摘。同知事がオレゴン、ニューメキシコ両州に資源を集中させることになると語った。

  トランプ氏は、クルーズ、ケーシック両氏が「完全に死に物狂いになっている」とこの日ツイッターでコメントした。

  今月26日に実施される北東部5州の予備選では、トランプ氏の優勢が伝えられており、共和党の一部には遅きに失したとの声もある。

原題:Cruz and Kasich Cut Deal to Try to Stop Trump(抜粋)

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