ヘッジファンドの農産物買い越しが倍増-天候不順で価格上昇

  • 投資家、大豆に対し2014年5月以降で最も強気
  • ソシエテG:天候不順続けば価格は「大幅に上昇」の可能性

ブラジルの干ばつやアルゼンチンでの洪水の影響で農産物生産が脅かされており、ヘッジファンドは天候を注視している。

  資産運用会社による農産物価格上昇を見込む買い越しは2倍以上に増加し、昨年7月以来の高水準となった。3月には価格下落が見込まれていた。現在では投資家は大豆に対し2014年5月以降で最も強気な見方を示し、トウモロコシ価格下落を見込む投資は過去6週間のうち5週で減少。農産物8品目で構成するブルームバーグ農産物サブ指数は4月としては10年以降で最大の上昇率を示す勢いだ。

  ソシエテ・ジェネラルの農産物調査責任者、クリス・ナラヤナン氏(ニューヨーク在勤)は「作付けが始まり、市場関係者は今後の生育状況について考えており、これまでかなり下落していた市場にリスクプレミアムが上乗せされつつある」と指摘。「ブラジルで天候が悪化し、米国が猛暑と乾燥した天候に見舞われれば価格はさらに大幅に上昇する可能性がある」と述べた。

  米商品先物取引委員会(CFTC)が22日発表したデータによれば、農産物11品目の先物とオプションの買越残高は19日終了週に36万8088枚と、前週の17万7770枚から増加した。

原題:Hedge Funds Double Bets on Crops Rally as Weather Gets Nastier(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE