サウジアラムコ、シャイバー油田の生産増強を5月に完了へ-関係者

  • シャイバー油田の生産能力、日量100万バレルに拡大する見通し
  • 同油田増強などによりアラムコは日量1200万バレルの生産能力維持へ

サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、シャイバー油田の生産能力増強を5月末までに完了する見通しだ。計画について詳しい関係者2人によれば、これにより世界最大の原油輸出国であるサウジは全体の生産能力維持が可能となる見込み。

  情報は非公開であるとして関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、シャイバー油田の生産能力は日量75万バレルから同100万バレルに増加する見通しだ。アラブ首長国連邦(UAE)の国境に近い砂漠にある同油田では比重(API度)42の特軽質原油が生産されているという。

  関係者によると、シャイバー油田の増強などによりサウジアラムコは同社の生産能力を日量1200万バレルで維持することができる見込み。

  原油が世界的に供給過剰となる中、サウジアラビアは市場シェアを守る戦略をとっており、原油生産への投資を継続している。サウジアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は3月に、同社が原油生産能力増強向け投資を続ける方針を示している。また、2018年にクライス油田の生産能力の日量150万バレルへの増強を完了することも計画していると述べた。

原題:Aramco Said to Expand Oilfield in May to Maintain Saudi Capacity(抜粋)

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