米大統領:TPPの議会承認採決は予備選後へ-EUと協定合意目指す

オバマ米大統領は、日本などアジア太平洋11カ国との環太平洋連携協定(TPP)に関する米議会の承認採決が大統領・議会選の予備選シーズン終了後になり、欧州連合(EU)との同様の協定締結に向けた交渉をオバマ政権が任期満了までに決着させる見通しを示した。

  オバマ大統領は24日、ドイツのハノーバーでメルケル独首相と共同記者会見し、「貿易協定に関して言えば、選挙戦の最中には得るものより失うものが心配されて当然だ」と指摘。「われわれはこれを成し遂げることができると確信している」と語った。

  米政府当局者によると、米国とEUの間で関税引き下げを図る環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)は引き続きオバマ大統領の最優先課題の1つ。ただ、米欧双方の交渉担当者は基本的に、米国で次の政権が発足するまでTTIPが承認される見通しは立たないことを認めている。

  オバマ大統領はTTIPについて「年内に合意を批准できるとは思わないが、合意はまとめられると期待している」とコメント。昨年まとめたTPPの批准については、「予備選の時期が終われば、政治的な駆け引きは少し落ち着くことから、前進する態勢が整うだろう」と語った。

原題:Obama Says He Expects Progress on Asia, Europe Trade Deals (2)(抜粋)

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