欧州株(22日):続落、ダイムラーなど自動車株安い-週間の上げ幅縮小

22日の欧州株式相場は下落。自動車株の下げが目立った。指標のストックス欧州600指数はこの日の続落で、週間の上げ幅を縮めた。

  ドイツのダイムラーは5.1%安。1-3月期の営業利益が減少したことが売り材料。フォルクスワーゲン(VW)の優先株は1.3%下落。排気ガス不正に関連した引当金を2倍以上に引き上げたことを受け、一時は6.1%安まで売られた。フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)は1.7%値下がり。排ガス不正調査の一環で、同社の国内施設に仏当局が立ち入り検査を実施した。

  ストックス600指数は前日比0.3%安の348.46で終了。一時は0.8%安となった。前日は4日ぶりに反落した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が刺激策の効果が表れるのを辛抱強く待つように呼び掛けたものの、トレーダーが懐疑的な見方を崩さなかったが背景にある。

  CMCマーケッツの市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏(ロンドン在勤)は「過去数週間の上昇局面の後で、この日は利益確定の動きが出た」とし、「短・中期的に売りが大きく膨らむ状況に陥るとは考えていない」と語った。

  個別銘柄では、仏高級品メーカーのケリングが5.4%下げた。第1四半期売上高がアナリスト予想に届かなかった。一方、スウェーデンのトラックメーカー、ボルボは4.9%上昇。四半期利益が予想を上回り、買いを集めた。

原題:Europe Stocks Fall for 2nd Day as Daimler Leads Carmakers Lower(抜粋)

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