欧州債(22日):ドイツ債、週間で今年最大の下げ-株高と商品高で

22日の欧州債市場では、ドイツ10年債が週間ベースで年初来最大の下げとなった。欧州株は週ベースで続伸、商品価格の指数は昨年11月以来の高水準に達したため、比較的安全とされる国債の需要が減退した。

  ドイツ10年債利回りは今週、昨年12月以降で最も上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が21日に社債購入の詳細を明らかにし、6月開始のこのプログラムで国債需要が圧迫されるとの見方が強まった。また、ユーロ圏では今週230億ユーロ余りの国債が起債され、これも相場には重しとなって域内全体で利回りが上昇した。

  ウニクレディト(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カツラーニ氏は「今週はリスク意欲が総じて改善されたほか、国債発行も多かった」と発言。「さらに、原油も値上がりした。リスク意欲の改善を反映するものだ。年末に向かって、一段の国債利回り上昇を見込んでいる」と付け加えた。

  ロンドン時間午後4時42分現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.23%。今週は11bp上げ、昨年12月4日終了週以来の大幅上昇となった。同国債(表面利率0.5%、2026年2月償還)価格は102.58。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、同利回りは年末までに0.5%に上昇するとみられている。

原題:German Bonds Post Worst Week This Year as Oil to Stocks Rally(抜粋)

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