4月ユーロ圏経済活動、前月とほぼ同ペース-刺激策に反応薄

ユーロ圏の4月の経済活動は前月とほぼ同ペ ースで拡大した。マークイット・エコノミクスの指標が示した。欧州中 央銀行(ECB)の最新の刺激パッケージに対する顕著な反応は見られ なかった。

マークイットが22日発表したユーロ圏の製造業とサービス業を合わ せた総合購買担当者指数(PMI)の4月速報値は53.0と、3月の53.1 から小幅低下した。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。サービス 業PMIもほぼ変わらずとなった。

ECBのドラギ総裁は21日、「ECBの政策は機能しているし効果 的だ。時間を与えて欲しい」と述べたばかりだった。ユーロ圏のインフ レ率は過去1年、ゼロを上回る水準にとどまるのに苦戦している。マー クイットは「より積極的な政策措置が必要かもしれない」と指摘した。

同社チーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏 経済は低成長から抜け出せないままだ」とし、「ECBが3月に追加刺 激策を打ち出しても企業景況感が改善しなかったのは大きな失望で、現 在の緩やかな拡大ペースが向こう数カ月に加速する公算が小さいことを 示唆している」との見方を示した。

発表によると、ユーロ圏の4月の製造業PMI速報値は51.5と、3 月の51.6を下回った。サービス業PMI速報値は53.2で、前月の53.1か ら上昇。雇用と価格の指数も4月に上がったものの、マークイットは 「ベースとなる水準が低かった」と説明した。

原題:Euro Area in Rut as Confidence Slow to Respond to Draghi Action(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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