仏ケリング:1-3月売上高、予想下回る-観光低迷とドル高が重し

フランスの高級品メーカー、 ケリングの1ー3月(第1四半期)の売上高は、アナリスト予想を下回る伸びとなった。観光業低迷とドル高が「グッチ」や「ボッテガ・ヴェネタ」の需要を圧迫した。

  21日遅くの同社発表によると、売上高は前年同期比2.7%増の27億2000万ユーロ(約3400億円)。ブルームバーグがまとめたアナリスト調査では27億8000万ユーロが見込まれていた。為替要因や企業買収、償却分などを除いたベースの増収率は4%となった。アナリスト予想は5.6%だった。

  グッチ部門の比較可能な売上高は3.1%増と、前期の4.8%増から鈍化。ただ、クリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレ氏が手掛ける同部門の売上高は全体のほぼ半分に相当し、2期連続の販売増は同部門が好転しつつあることを裏付けた。これに対し、ボッテガ・ヴェネタ部門の売り上げは8.3%減と、アナリスト予想以上に落ち込んだ。香港での露出度が行き過ぎだったことや、観光業低迷に加え、欧州とアジアの価格差が大きかったこともその要因だった。

原題:Kering Sales Miss Estimates as Tourists Cut Back on Luxury (1)(抜粋)

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