アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇-香港、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  22日の中国株式市場で上海総合指数は上昇。週間ベースでは約3カ月ぶりの大きな下げとなった。経済指標の改善で追加刺激策が抑制され、企業のデフォルト(債務不履行)が増えるとの懸念が広がった。

  上海総合指数は前日比0.2%高の2959.24で終了。消費者関連銘柄が買われた。中国本土の取引所が原材料取引の沈静化に動いたことを受け、商品株は下落した。今週はテクノロジー株や工業銘柄を中心に値下がりし、週間下落率が世界の主要株価指数で最大の3.9%となった。

  交銀国際の中国担当チーフストラテジスト、洪灝氏(香港在勤)は「中国人民銀行(中央銀行)の姿勢が変化し始めており、住宅や商品価格の上昇で追加緩和の余地は限られている」と指摘。「政府が今年は企業のデフォルト(債務不履行)救済を手控える可能性に投資家は直面している」と述べた。

  香港市場では中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.4%安。 ハンセン指数は同0.7%安の21467.04で取引を終え、今週の上昇率が0.7%に縮小した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  22日のインド株式相場は反落。消費財銘柄の下げが目立った。前日までの6営業日続伸は行き過ぎとの見方が一部で広がった。

  インドで日用品最大手のヒンドゥスタン・ユニリーバは6週間ぶりの大幅安。アジアン・ペインツとたばこ会社ITCも値下がり。時価総額で国内最大の製薬会社サン・ファーマシューティカル・インダストリーズは2週間ぶりの大幅下落。住宅金融のハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)は8営業日ぶりに下げた。

   S&P・BSEセンセックス指数は前日比0.2%安の25838.14で終了。この日は方向感のない取引に終始した。2月安値からの13%上昇で、相対力指数(RSI、14日間ベース)は売りシグナルとされる70に接近していた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.7%安の5236.37。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の2015.49。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.4%安の8535.75。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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