シンガポール当局、証券会社を捜索-証取が市場操作疑惑などを報告

  • シンガポール通貨庁と通商局は証券法違反の可能性を調査
  • 少なくとも証券会社4社を強制調査-ビジネス・タイムズ紙

シンガポール当局は、証券法違反の疑いで複数の証券会社を捜索した。これとは別に同国の証券取引所は、インサイダー取引や市場操作疑惑に関連する数件の事例を報告したことを明らかにした。同国は金融センターとしての評判を守ろうと動いている。

  シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)と通商局は22日、証券先物法違反の可能性を調査しており、複数の証券会社とトレーディング担当者から書類や物品を押収したことを明らかにした。

  MASと通商局は声明で「調査は継続中だ」と説明したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。一方、シンガポール取引所(SGX)は「1ー3月期にインサイダー取引に関連する3件の事例、市場操作に関連する6件の事例をMASに報告した」と指摘した。

  DBSビッカーズ・セキュリティーズ・シンガポール、メイバンク・キム・エン・ホールディングス、OCBCセキュリティーズ、フィリップ・セキュリティーズなど少なくとも証券会社4社がMASと通商局の強制調査を受けたと、シンガポール紙ビジネス・タイムズが22日に先に匿名の市場関係者の情報を基に報じていた。

  メイバンク、オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)、フィリップ、DBSビッカーズの広報担当者はMASの声明やビジネス・タイムズの報道についてコメントを控えた。

原題:Singapore Raids Brokers; Exchange Reports Irregularities (2)(抜粋)

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