英ロイズが追加人員削減を検討、低金利で収益圧迫-関係者

  • 2014年にまとめた計画を上回る削減か
  • ロイズは今年夏に計画加速、新たなプラン提示の可能性

英銀ロイズ・バンキング・グループは来年末までに予定する9000人の削減計画を上回る人員削減を検討中だ。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  内容が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところによれば、同行は経費抑制に向け、2014年10月に打ち出した計画よりも削減を進める可能性がある。ロイズの広報担当者はコメントを控えた。

  UBSグループのアナリスト、ジェイソン・ネイピア、アイバン・ジェブレモビック両氏は今月の顧客向けリポートで、28日の1-3月(第1四半期)決算発表で「コスト削減の取り組みが若干前倒しされたことが確認されるだろう」と述べた。

  景気減速が懸念される中でイングランド銀行(中央銀行)が政策金利を過去最低に据え置き、銀行の収益が圧迫されるため、アントニオ・ホルタオソリオCEOは経費圧縮に取り組んでいる。

  関係者の1人によると、ロイズは3カ年計画終了前の今年夏に、人員削減計画のペースを加速させ、戦略的見直しを実施するかもしれない。同行は英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を受けて状況が明白になるのを見極める意向の可能性がある。同行は従来の計画期間に実施する人員削減や支店閉鎖を増やす公算がある。

  ロイズは削減目標にある9000人のうちこれまでに約6325人を削減した。

原題:Lloyds Said to Mull Deeper Job Cuts to Combat Low Interest Rates(抜粋)

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