コーエン氏の新会社、18年より前に外部資金を集める計画ないと釈明

  • SECとコーエン氏との1月の合意をウォーレン議員が問題視
  • コーエン氏がヘッジファンド業界に復帰する道開いたとウォーレン氏

資産家スティーブン・コーエン氏が設立した新会社は、2018年よりも前に外部の投資家から資金を集める計画がないことを明らかにした。エリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)は、コーエン氏がヘッジファンド業界に復帰する道を開いたとして米証券取引委員会(SEC)を批判していた。

  コーエン氏の新会社スタンフォード・ハーバー・キャピタルの広報担当マーク・ハー氏は21日の取材に対し、SECとの合意で外部資金の受け入れが可能になる18年1月1日までは「そうする意向は全くない」と説明した。

  ウォーレン議員が問題視しているSECとコーエン氏との1月の合意は、コーエン氏によるヘッジファンド運営のほか、外部投資家の資金を運用する会社でトレーダーのマネジメントを行うことを18年になるまで禁じている。ただ会社の所有の制限はなく、外部顧客の資金を運用する会社としてスタンフォードを登録する申請については、SECが3月14日に承認した。

  証券詐欺などの罪で起訴されたSACは、インサイダー取引で過去最高額となる18億ドルの罰金を支払い、外部資金の運用をやめることに同意した。

  SECのアンドルー・セレスニー法執行局長は「投資家を保護するためにコーエン氏の今後のトレーディング活動を監視していく」と電子メールでコメントした。

原題:Steve Cohen’s New Firm Says It Won’t Seek Investments Until 2018(抜粋)

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