シュルンベルジェが追加人員削減-CEO、業界が資金難に陥ると予想

  • シュルンベルジェ、1~3月に2000人を追加削減
  • 環境は次の四半期も悪化する見通し:キブスガードCEO

世界最大の油田サービス会社シュルンベルジェは、1-3月(第1四半期)に2000人を追加削減した。同社は油田サービス業界が本格的な危機に陥るとの見通しを示している。

  シュルンベルジェの広報担当者ジョアン・フェリックス氏は電子メールで、削減により世界の人員数が1-3月末時点で9万3000人に減少したことを明らかにした。ここ数十年で最大の原油価格下落が始まった2014年後半以降、同社の人員は計約3万6000人削減されている。

  シュルンベルジェのポール・キブスガード最高経営責任者(CEO)は21日の決算報告で「業界が本格的な資金難に陥る明らかな兆しが見られ、世界的な事業活動の縮小と活動停止のペースは前例にない水準に達している」と指摘。「活動停止の規模と異常さから考えて環境は次の四半期も引き続き悪化すると予想される」と述べている。

  14年半ばに原油価格下落が始まった際、油田サービスは最初に痛手を受けた業界だった。エネルギー業界では価格低迷が始まって以降25万人余りが削減された。顧客企業が昨年、設備投資を総額1000億ドル(約10兆9000億円)余り減らし、今後も投資削減を予定していることから、油田サービス企業は引き続きエネルギー業界で最も深刻な影響を受けている。

原題:Schlumberger Cuts More Jobs as CEO Sees Industry Cash Crisis (1)(抜粋)

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