ロンドン外為(午後):ユーロ上昇、ドラギECB総裁が口先介入せず

ロンドン時間21日午後の外国為替市場で、ユーロが上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日の会見でインフレや経済について楽観的な見通しを示し、ユーロ高を抑える口先介入があると見込んでいた一部投資家を驚かせた。

  ECBはこの日の定例政策委員会で、政策金利を全て据え置く決定を行った。その後のフランクフルトでの会見でドラギ総裁は、インフレ率が今年7ー12月に上向き、2017年から18年にかけて上昇していくと予想。ユーロ圏の資金調達環境の改善にも言及した。

  アレッティ・ジェスティエレ(ミラノ)の最高投資責任者、ファブリツィオ・フィオリニ氏は「ユーロの上昇は、ECBの政策金利据え置き決定のほか、ドラギ総裁がユーロについての言及を控えたことへの反応だ」と指摘した。

  ロンドン時間午後2時15分現在、ユーロは対ドルで0.8%上昇の1ユーロ=1.1385ドル。一時は0.9%高の1.1398ドルに達した。

原題:Euro Rises as ECB’s Draghi Surprises Traders Expecting Jawboning(抜粋)

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