スウェーデン中銀:量的緩和6100億円拡大、金利マイナス0.5%で維持

スウェーデン中央銀行は21日、政策金利を据え置くとともに、量的緩和(QE)での債券購入を増やすと発表した。インフレ回復を脅かす通貨高を阻止する。

  中銀は政策金利のレポ金利をマイナス0.5%に据え置いた。ブルームバーグの調査でエコノミスト20人全員が予想した通りだった。国債購入は450億クローナ(約6100億円)増やし、インフレ連動債を含めて7-12月(下期)に買い入れる。

  中銀は声明で「諸外国が拡張的な金融政策を続けていることから、クローナが予想より早期に速いペースで上昇するリスクがある。これはスウェーデンの成長とインフレを弱め、インフレ目標達成への信頼に悪影響を与える恐れがある」と説明した。

  追加購入分のうち300億クローナは通常の国債、150億クローナはインフレ連動債に割り当てる。

  既存のQEプログラムの規模は2000億クローナで、スウェーデンの通常国債の残高のほぼ3分の1に相当する。この購入は今年6月末までに完了する。

原題:Sweden Fights Currency Market With More Monetary Stimulus (2)(抜粋)

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