OPECによる再加盟要請、ガボンが検討-原油価格下落の中

  • 原油下落で打撃受ける西アフリカのガボン、OPEC復帰を検討
  • ガボンは原油売上高の減少に伴い予算を2度にわたり削減

西アフリカのガボンのアリ・ボンゴ大統領は、同国が石油輸出国機構(OPEC)への復帰を検討しており、原油価格下落に対応するため他のアフリカ諸国との協調を強める方針を示した。

  アリ・ボンゴ大統領はブルームバーグのニューヨーク本社で1時間にわたってインタビューに応じ、産油国は原油価格安定に向けて「共闘する」ことを目指しており、OPECの一部加盟国がガボンに対し、21年ぶりの再加盟を求めてきたことを明らかにした。同大統領はまだ決断をしていないと語った。

  同大統領は17日にカタールのドーハで開かれた産油国会合での増産凍結協議が不調に終わったことについて、会合が開かれた事実はポジティブな出来事であり、協議は継続するだろうと述べた。ガボンは原油売上高の減少に伴い予算を2度にわたって削減している。ガボンにとって世界の原油価格は1バレル=約60ドルとなる必要があり、「50ドルを割り込むと大きな問題になる」と説明した。20日の北海ブレント原油価格は45.80ドルだった。

  ガボンはサハラ以南のアフリカで5位の産油国。OPEC最小の産油国だった同国にとって年間の加盟費用が高過ぎるとして1995年にOPECを脱退した。

原題:OPEC Invite Has Gabon Mulling Best Reply to Oil Slump Nightmare(抜粋)

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