中国、景気安定化の兆し示す-次回利下げは10-12月期か

  • 1年物の貸出基準金利は9月末まで4.35%に据え置かれる見込み
  • 15-20日実施のエコノミスト調査は3月の調査から変化

中国人民銀行(中央銀行)は主要政策金利を7-9月(第3四半期)いっぱいまで据え置いた後、10-12月(第4四半期)に経済成長の安定を支えるため利下げするとエコノミストは予想している。

  ブルームバーグが15-20日に実施したエコノミスト調査によれば、人民銀は9月末までは1年物の貸出基準金利を過去最低の4.35%に維持し、10-12月期に4.1%に引き下げる見通し。3月の調査では4-6月(第2四半期)に4.1%、10ー12月には3.85%に引き下げられると見込まれていた。

  ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの大中華圏チーフエコノミスト、胡志鵬氏(シンガポール在勤)は、「昨年の集中的な緩和後、やるべき金融政策はすでになされている。今後のより厳しい時期に備え、人民銀は銃弾をとっておく必要がある。今年は財政政策が引き継ぎ、実体経済を支えるという点でより大きな役割を担うべきだ」と語った。胡氏はこれまで4-6月期の利下げを想定していたが、現在は年内は据え置きが続くと予測している。

  一連の利下げやより力強い財政刺激策で3月の経済統計が持ち直し、世界2位の経済大国は景気安定化の兆しを示している。エコノミストは10ー12月の中国経済成長率見通しを6.5%と、従来から0.1ポイント引き上げた。4-6月の6.6%、7-9月の6.5%との予想は前回調査と変わらず。

原題:PBOC Seen Holding Off on Rate Cut Until Year-end as Data Improve(抜粋)

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