ドイツ銀など外銀13行にパナマ法律事務所関係の記録提出求める-NY

  • モサック・フォンセカに関係する情報の引き渡しをDFSが要求
  • 米司法省の税と詐欺、資金洗浄を担当する部署も関連する報道を検証

ドイツ銀行とクレディ・スイス・グループ、仏銀ソシエテ・ジェネラルを含む外銀13 行に対し、パナマの法律事務所モサック・フォンセカとの接触に関連する情報の引き渡しを米ニューヨーク州金融サービス局(DFS)が要求した。

  モサック・フォンセカはペーパーカンパニー数万社の設立登記に関与したとされ、同事務所から流出した「パナマ文書」で暴露された疑惑をめぐり米連邦・州当局の調査や捜査が拡大している。

  DFSは独コメルツ銀行やオランダの銀行ABNアムロも含む各行に対し、ニューヨーク支店とモサック・フォンセカの職員あるいは代理人との間で交わされた通信や通話、他のやりとりの記録の提供を求めている。これらの銀行は現段階で不正行為について責任を問われていない。

  事情に詳しい関係者2人によれば、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開した一連の文書について、米検察当局は捜査中あるいは新たな不正に関する証拠を提供するものかどうか調べており、米司法省の税と詐欺、マネーロンダリング(資金洗浄)を担当する部署が、パナマ文書関連の報道を検証しているという。

  ニュー ヨーク市マンハッタンの連邦地検のプリート・バラーラ検事正がICIJに対し、パナマ文書に関係する事案で刑事捜査を開始したことを明らかにし協力を要請した、と英紙ガーディアンが先に報じていた。

原題:Panama Leaks Spur N.Y. Regulator to Seek Records From Banks (1)(抜粋)

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