米クアルコムに打撃-アップルiPhoneの主要部品変更の可能性

  • CEO発言に懸念、クアルコム株価は時間外取引で3%下落
  • 「最大顧客」の1社が「他のサプライヤー」に発注を移すと想定

米アップルは携帯端末「iPhone(アイフォーン)」のインターネット接続機能を担う重要部品で、新たな方向に動くかもしれない。スマートフォン向け半導体メーカーとして世界最大の米クアルコムは1-3月(第1四半期)決算に関する20日の電話会議で、アップルからのiPhone向けインターネット接続用モデムチップ受注で一部を失う可能性があることを示唆した。

  クアルコムのスティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は主要顧客が競合他社に発注することを「想定している」とアナリストに説明し、同社がビジネスを失う可能性をほのめかした。アナリストはこの顧客がアップルだと考えている。ブルームバーグのまとめたデータによると、クアルコムの最大顧客はアップルと韓国のサムスン電子。サムスンは既に複数のサプライヤーと取引しており、変化があり得るのはアップルのみ。

  モレンコフCEOはアナリストの説得を意図して、最大顧客からの受注の一部が他のサプライヤーに流れても従来の予想利益は確保できると述べた。投資家は納得しなかった様子で、クアルコム株は同日の時間外取引で3%安の50.50ドルを付けた。

  クアルコムの広報担当者は電話会議での発言以上のコメントはないと回答。アップルはコメントを控えた。

原題:Apple’s Potential Switch for Key IPhone Component Hits Qualcomm(抜粋)

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