アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドもみ合い

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  20日の中国株式相場は下落。上海総合指数が約2カ月ぶりの大きな下げとなった。売買が急増する中、年初来で最低水準にあったボラティリティ(変動性)を測る指標が上昇した。

  上海総合指数は前日比2.3%安の2972.58と、2月29日以来の大幅安で引けた。4月8日以来の3000割れとなり、年初来の下落率は16%に達した。一時4.5%下落する場面もあった。工業株とテクノロジー銘柄を中心に下げた。上昇銘柄1に対して下落株が13の割合だった。小型株の指標である創業板(チャイネクスト)指数は前日比5.6%安。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は、「1月の相場急落をめぐる恐怖が戻っている」と説明。「この日の下げで特別な材料は聞いていない。中国の株式相場がこれほどの速さと大きさで下落しているのは奇妙であり、驚くべきことだ」とコメントした。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.2%安。前日の約3カ月ぶりの高値から反落して引けた。中国神華能源(1088 HK)が下げの中心となり、ハンセン指数は同0.9%安で終了した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  20日のインド株式相場はもみ合い。金属株が上げた一方、ソフトウエア銘柄と自動車関連株が値下がりした。

  タタ・スチールは指標のS&P・BSEセンセックス構成銘柄の中で最大の上げとなった。同社は不採算の英国部門の売却手続きを加速させた。ベダンタとジンダル・スチール・アンド・パワーも大きく買われた。クレディ・スイス・グループは、タタとジンダルの投資判断を「アウトパフォーム」とし、これまでの「アンダーパフォーム」から引き上げた。

  これに対しインド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアとタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)の下げが目立った。

  センセックスは前営業日比0.1%高の25844.18で終了。予想以上のインフレ鈍化や平年を上回る降雨量予報を手掛かりに、同指数は前営業日まで4日続伸。バリュエーションは昨年10月以来の高水準に達した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.5%高の5215.95。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の2005.83。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.4%安の8514.48。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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