ロンドン高層ビルのオフィス賃料、昨年急騰-空室率は15年ぶり低水準

ロンドンの高層ビルのオフィス賃料は昨年下期に約10%上昇した。市中心部の空室率が15年ぶりの低さとなったことが背景にある。不動産ブローカーのナイト・フランクがまとめた指数はオフィス賃料の上昇が続く見通しを示している。

  ナイト・フランクの21都市を対象にした指数によると、ロンドンの高層ビルの年間賃料は1平方フィート=126ドル(約1万3730円)に値上がりした。物件不足の中、優良物件の需要が高まっているためだ。対象都市の中で最も大きな上昇率で、昨年上期も同様の伸びだった。最も賃料が高い香港は3%上昇の約263ドル。これに次ぐニューヨークは1.1%上昇の155ドル、東京は1.3%上昇の128.8ドル。

  ナイト・フランクのテナント・代理店担当責任者、ウィル・ベアードモアグレー氏は「国際企業は世界各地で高層ビルのオフィススペースを活用しているが、ロンドンには最近までなかった」とし、「ロンドン中心部ではタワービルが増え始めている」と語った。

  不動産開発業者は需給ギャップを埋めようと先を争い、昨年末時点で建設中の延べ床面積は110万平方メートルに上った。これは前年を56%上回る水準。それまでは高層ビルの建設が極めて低調な時期が続いていた。ロンドン中心部の空室率は昨年末に4.2%に低下した。

原題:London Skyscraper Rents Jump as Vacancies Fall to 15-Year Low(抜粋)

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