NZ財務相、中銀の監視を強化-インフレ率が総裁の目標下回る中で

  • 財務相は中銀の監視を担う委員会への期待をまとめた文書を執筆
  • 総裁の業績について「時折」協議することを期待

ニュージーランド(NZ)のイングリッシュ財務相がNZ準備銀行(中央銀行)の監視を強化していることが、情報公開法に基づきブルームバーグが入手した書類で明らかになった。

  同書類によると、イングリッシュ財務相は初めて、NZ中銀の行動監視を担う委員会への期待をまとめた文書を執筆。同相は昨年11月の文書で、同委が担う監視の役割に「特別な関心」があると表明し、「総裁の業績評価について時折」協議することを期待しているとの見解を示した。

  政策金利の決定権限があるウィーラー総裁はインフレ率を自身が設定した目標である1ー3%の中間値に戻すことに苦慮しているほか、政策説明でも批判を受けている。

  イングリッシュ財務相の報道官は、同相が他の政府関連組織の委員会にも期待をまとめた文書を送付しており、今回のNZ中銀に対する動きもこの慣行と整合的だと説明。イングリッシュ氏はコメントできないという。NZ中銀の報道官もコメントを控えた。

  NZのインフレ率は2002年後半にウィーラー総裁が就任して以来、目標とする1ー3%の中間値を下回っている。1ー3月(第1四半期)の消費者物価指数(CPI)は前年同期比0.4%上昇だった。

原題:New Zealand Steps Up Scrutiny of RBNZ After Inflation Misses (1)(抜粋)

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