BHP、リオに続き鉄鉱石生産見通しを引き下げ-価格上昇の中

  • BHP:豪州の鉄鉱石生産、天候不順で4%減少と予想
  • 中国経済への楽観的な見方で鉄鉱石価格は1トン=60ドル超える

世界最大の鉱山会社、オーストラリア・英系BHPビリトンは、豪州の鉱山の鉄鉱石生産見通しを4%引き下げた。天候不順と鉄道網の保守・点検を理由として挙げた。世界の鉄鉱石市場にとって強材料が増えた格好だ。

  BHPは20日発表した資料で、ウエスタンオーストラリア州で運営する鉱山の今年度(2015年7月-16年6月)の鉄鉱石生産が2億6000万トンになるとの見方を示した。英豪系リオ・ティント・グループは19日、ピルバラ地区での自動列車運転システム導入の遅れを理由に鉄鉱石生産見通しを引き下げた。

  中国で当局による経済成長てこ入れと不動産セクター回復を受けて、鉄鋼価格が値上がりして生産が増加したことから、鉄鉱石価格は1トン=60ドルを上回った。UBSの19日のリポートによれば、特にBHPが減産を予想する中、世界2位の鉄鉱石輸出企業リオによる生産見通し引き下げで、市場心理はよりポジティブになる可能性がある。

原題:BHP Joins Rio in Cutting Ore Output Forecast as Prices Gain (1)(抜粋)

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