商品相場、昨年8月以来最大の上げ-シティグループが上昇を予想

  • 銀は強気相場入り、上げをけん引-トウモロコシは半年ぶり高値
  • 「商品全般が事実上底入れしている」:シティグループ

原油や大豆など商品市場全般で供給懸念が再び高まりつつあり、相場は昨年8月以来で最大の上げとなった。

  商品22品目で構成するブルームバーグ商品指数は19日、前日比2.4%上昇し82.6543。昨年8月27日以来最大の上昇率となった。ニューヨーク市場の原油価格は一時4.4%上げ、トウモロコシは半年ぶりの高値に達したほか、銀は強気相場入りした。

  供給過剰が緩和し始める中、5年連続で下落していた商品相場は回復しつつある。天候不順で南米の大豆生産が脅かされているほか、ラニーニャ現象のスタートで米穀物産地が乾燥天候に見舞われる可能性がある。クウェートでは、石油生産施設の労働者らの賃金をめぐるストが3日間続いた。シティグループは今週、中国の需要とドル相場下落も商品価格安定につながるとの見通しを示した。

  BB&Tウェルス・マネジメント(アラバマ州)でシニアバイスプレジデントとして170億ドル(約1兆9000億円)相当の運用に携わるウォルター・ヘルウィグ氏は「底入れを宣言するのは難しいが、価格を押し上げているポジティブなファンダメンタル要因、つまり、米金融当局の政策の停滞や世界経済の成長改善、売られ過ぎの状態に注目するのは重要だ」と指摘。「多くの状況がそろっている」と述べた。

  シティグループのアナリストらは「商品全般が事実上底入れし、通常の状態に戻ろうとしつつある兆候が増えている」との見方を示している。

原題:Commodities Post Best Rally Since August as Citi Sees Gains(抜粋)

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