ブラジル株:上昇、商品高受け原材料株高い-政権交代期待も後押し

  • ペトロブラスとヴァーレがボベスパ指数の上昇に寄与
  • 政権交代期待を背景に、4月前半は外国人投資家が買い越し

19日のブラジル株式市場でボベスパ指数は10カ月ぶりの高値となった。商品相場の上昇を受けて、原油生産のブラジル石油公社(ペトロブラス)と鉄鉱石生産最大手ヴァーレが上げた。政権交代期待から内需株もしっかり。

  原油相場が5営業日ぶりに上昇し、商品の指標であるS&P・GSCI指数が昨年11月以来の高水準となる中、ペトロブラスとヴァーレがボベスパ指数の上げに最も寄与した。

  ボベスパ指数は前日比1.5%高の53710.05で終了。構成銘柄61中47銘柄が上昇した。ペトロブラスは4.1%、ヴァーレは8.7%それぞれ値上がり。原材料株の指数が10業種中最大の上げとなった。

  証券会社レローザ・インベスチメントスのアナリスト、ビトール・スザキ氏は「きょうは、原油高を受けて世界の市場に楽観的ムードが高まった。それがブラジル株を押し上げることにもつながった。さらに新政権発足との観測も投資家を後押ししている」と語った。

  政権交代により深刻なリセッション(景気後退)からの脱却に向け事態が好転するとの期待から、今月は外国人投資家がブラジル株を購入。サンパウロ取引所の統計によると4月は15日までの期間で、外国人投資家が8億5600万レアル(約260億円)の買い越しだった。

原題:Brazil Stocks Climb With Commodities, Politics as Foreigners Buy(抜粋)

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