NY金:続伸-銀先物は10カ月ぶり高値に上昇、強気相場入り

19日のニューヨーク貴金属市場では銀先物が10カ月ぶり高値をつけ、強気相場入りした。中国の工業用金属需要に関して明るい見方が広がった一方で、米利上げの観測は後退しつつあることが背景。この日は金先物も上昇。

  BMOキャピタル・マーケッツの商品トレーディング担当ディレクター、タイ・ウォン氏は電話インタビューで、「市場はあらゆる石の中で輝く宝石を見つけており、銀は歴史的にかなり急激な動きをするとの事実を生かそうとしている」と指摘。「銀が工業用に多用されることから、卑金属の上昇も特に銀を支えている」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の銀先物5月限は前日比4.4%高の1オンス=16.972ドルで終了。12月につけた最近の終値ベースの安値からは20%超の上昇となる。一時は17.11ドルと昨年6月以来の高値となった。

  金先物6月限は前日比1.6%上げて1オンス=1254.30ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナとパラジウムも上昇した。

原題:Silver Futures Enter Bull Market as Prices Jump to 10-Month High(抜粋)

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