UBS、ヘッジファンドへの資金配分増を勧める-高ボラティリティで

  • モデルポートフォリオでのヘッジファンドの配分、4月は20%
  • 2015年初めに比べ1.3倍余りに拡大

UBSグループは投資家に勧める資産配分でヘッジファンドへの割合を増やした。配分引き上げはここ2年で2回目。UBSは市場のボラティリティ(変動性)が高い中でヘッジファンドへの投資が安定をもたらすだろうと説明した。

  UBSはグローバル・モデル・ポートフォリオでのヘッジファンドの割合を4月に20%と、これまでの18%から引き上げた。2015年に15%から増やしていた。UBSウェルスマネジメントの南アジア・太平洋地域最高投資責任者(CIO)を務めるケルビン・テイ氏がインタビューで述べた。一方、高格付け債への配分は2ポイント引き下げ11%とした。

  中国経済減速や米利上げの観測を背景に世界の株式相場は過去1年に下落。ユーリカヘッジのヘッジファンド指数も2015年が1.5%上昇と11年以来の低リターン、今年1-3月(第1四半期)は0.5%下落した。それでも多様な資産に投資するヘッジファンドは歴史的に、市場混乱時に投資家を守ってきたほか、リターンも債券よりは高いとUBSは指摘した。

  UBSは3月のリポートで「ヘッジファンドは依然、リスクとリターンの比較において債券よりは有利だ」とし、「分散投資されたマルチストラテジーの」ファンドはドル建てで向こう5年間に手数料差し引き後で年率5%のリターンを上げるとの予想を示した。

原題:UBS Boosts Global Hedge Fund Allocations Amid Market Volatility(抜粋)

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