米ヤフーはベライゾンとTPG、YPからの提案検討へ-関係者

  • ヤフーは初回買収提案を18日に締め切った
  • 19日発表のヤフー決算、一段の減収傾向を浮き彫りに

米ヤフーは通信会社ベライゾン・コミュニケーションズとプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社TPG、デジタル広告会社YPホールディングスからそれぞれ買収提案を受け取った。事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。18日を提案期限としていたヤフーはウェブ事業の売却先候補を精査する。

  ベライゾンはヤフーを戦略的投資先と位置付け、ヤフーのウェブ事業を昨年買収したAOLと統合する公算が大きい。PE投資会社は買収標的企業のコストを削減して経営をてこ入れした上で売却したり、他の資産と合併させるケースが多い。

  1990年代にはインターネットの主要な玄関サイトとして多数の人々に利用されたヤフーは、利用者や広告の変化に後れを取り、フェイスブックやツイッター、グーグルなどの台頭を許した。2012年に就任したマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)が数年にわたり経営再建に取り組んだ後、同社は中核事業の売却について検討を決めた。

  ヤフーとベライゾンとTPG、YPの広報はコメントを控えた。

  19日の米株式市場終了後に予定されるヤフーの1-3月(第1四半期)決算発表は減収減益が見込まれている。

  

原題:Yahoo to Weigh Bids From Verizon, TPG, YP as First Round Closes(抜粋)

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